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野原内科医院 ドクターインタビュー

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濱口 えりか先生

エコーセミナーへの参加を機に、
簡便・軽量・コンパクトなデモ機を購入。

内科
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野原内科医院院長 濱口 えりか 先生
  • エコーのデモ機を購入されるにあたり、富山県医師協同組合のエコーセミナーに参加された経緯をお聞かせください。
    約5年前、当院の院長を務めていた父親が病気で亡くなり、急遽継承することになりました。当時、当院にはエコー機がなかったため、導入したい思いはありましたが、継承が急だったことに加え、コロナ禍のワクチン接種などで慌ただしく、エコーを吟味する時間が作りにくい状況にありました。
    その後、コロナが落ち着き、仕事にも慣れてきた頃、改めてエコーの必要性を実感しまして。超音波検査を要する患者さんに対して、大きな公立病院を紹介し、そこで検査をされてから、こちらで治療となると時間と、他院診察による経済的負担を与えてしまうからです。
    購入を具体的に考え始めた頃に、医師協さんからタイミングよくエコーセミナーのご案内をいただき、勉強のために参加させていただきました。
  • セミナーに参加された時は、どのようなエコーを望まれていましたか?
    セミナーでは座学だけでなく、実際にエコーを使い、プローブのあて方のコツなど実践に即した内容がハンズオン形式で学べ、今後の診察にも大いに活かせると感じました。
    また実際にエコーを導入する場合、コンパクトさと簡便さを最も重視し、その中でコストを抑えたいという思いもありました。セミナー後に「デモ機をご案内できますよ」という言葉をいただいたことも、セミナーに参加してよかった点です。
    実際に複数のメーカーさんのデモ機をご案内いただき、サイズや使い勝手の良さなどを比較検討させていただいたうえで購入することができました。
  • どのような方法で比較検討されましたか?
    医師協の方とメーカーの方が当院に複数のデモ機を持参され、1週間ぐらい貸し出してくださいました。すごくいい機械でも、当院の設置スペースなどに適していない場合もあり、実際に使ってみて分かったことが多々ありましたね。レンタル期間で当院通院中の患者さんの甲状腺エコーをほぼ前例出し尽くしたほど、たくさん使わせていただきました(笑)。
    最終的には、当初の要望であるコンパクトさと簡便さを兼ね備え、なおかつ軽量なエコーを選び、2種類のプローブも合わせて購入しました。また、エコー本体の画面をタッチして操作できるというシンプルな造りも使いやすく、その点も購入の決め手のひとつになりました。
  • 実際に使用されてみて、いかがですか?
    短時間でサッとできる手軽さがすごく良く、理想的な機器です。例えば、定期的に診察に来られている患者さんが、他の健診で首の腫れを指摘された場合などにすぐ検査をすることができます。また、生活習慣病による動脈硬化の進行具合も、エコーを頸動脈に当てれば、当院で判断することができます。血管の肥厚や初期動脈硬化巣であるプラークの有無を知ることができますから、治療開始の根拠にもなります。
    また、エコーの画像を別のモニターにすぐ映し出せるのも、非常に便利。患者さんに画像をお見せしながら検査結果を説明できるので、タイムパフォーマンスの高さも魅力です。
    実際に患者さんからは「こんなに早く今の画像が見られるんですね」という言葉をいただきました。
  • 富山県医師協同組合に対して、ご意見等ありましたらお聞かせください。
    医療機器の購入に関するご相談・ご購入をさせていただいたのは、今回が初めてでしたが、密に連絡をとってくださいました。医師協の方には、こまめに来院いただいたり、ご提案をいただいたりと、すごく良くしていただきましたね。
    先にお話ししたモニターの設定も、業者さんと連絡を取り合ってスピーディに実行してくださいました。今度は、また別のエコーセミナーに参加させていただく予定です。
  • クリニックの今後の展望をお聞かせください。
    エコーを導入したことで、当院である程度の検査から治療までスムーズに行えるようになったことを広く周知していきたいと思っています。そのことを日頃からお付き合いのある公立病院の先生にもお伝えして、より密度の濃い病診連携に取り組んでいきたいです。
    また、私は内分泌代謝、糖尿病、糖質異常などを専門としてきました。その専門性を生かせるようPRしていきたいとも考えています。

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